京都で唯一、ウクライナ、ジョージア、ロシアなどの家庭料理から本格的なレストラン料理までを楽しめる

レストランキエフは、1972年に京都祇園四条で開業しました。キエフという店名は、開業前年に京都市とキエフ市（現ウクライナ首都）が姉妹都市になったことから、名付けられました。創業者が旧満州国ハルビンで慣れ親しんだ旧ソ連各地の家庭料理からレストラン料理まで、京都市内で唯一、本格的に楽しめる人気のお店です。

店内は、重厚感のある伝統を感じられる雰囲気です。その中で、コースターやランチョンマットなどの小物類がロシアらしい柄や色合いだったりと、ロシアの雰囲気も感じられます。お店のある６階の大きな窓からは、祇園四条エリアや鴨川を一望できます。特に夜景がとても綺麗で、記念日など特別な日のお食事にぴったり。夏にはビアガーデンも開催されているそう。

ロシア料理を存分に楽しむ

ロシア料理は初めて！ロシア料理を存分に楽しみたい！という方は、コース料理がおすすめです。ロシア料理として有名な、ボルシチやピロシキはもちろん、様々なロシア料理をフルに味わうことができます。

ほとんどのコース料理で提供されるボルシチ。ボルシチの特徴的な深みのある赤色は、ロシア料理でよく使われるビーツの色だそう。肉や野菜の素材の旨みたっぷりのあっさりしたスープは優しいお味です。サワークリームを加えると、クリーミーさと酸味がプラスされ、また違った美味しさを楽しむことができます。

小さな壺で提供されるグリブイ(とかちマッシュルームのクリーム煮壺焼き)は、旨みの強いマッシュルームがゴロゴロ入った一品。バターが香る蓋のパン生地を、濃厚なクリーム煮と絡めていただきます。

ロシアのチャイとは、いわゆるロシアンティーのこと。紅茶にバラの花びらのジャムを入れていただきます。紅茶の中に、バラの花びらが広がる様子が美しく、一口飲めば口いっぱいに良い香りが広がります。

キエフ名物のピロシキ

特におすすめは、ロシア料理として有名でキエフ名物のピロシキ。外側のカリっと感と生地のふわっと感が絶妙で、中には肉や野菜がぎっしり詰まっています。一口頬張るとその旨みがじゅわーっと口いっぱいに広がります。食材の味を生かした優しい味付けで、パクパク食べることができます。

京都にいながら本格的なロシア料理が楽しめる「キエフ」。落ち着いた雰囲気の中、優しさあふれるお料理を楽しんでみてはいかがでしょか。

レストラン キエフ